『Vポイント』は、三井住友カードのご利用で貯まるポイントです。
クレジットカードを利用する1つの理由として「ポイント還元」が挙げられますが、三井住友カードの還元率はどうなんでしょうか。
実は、三井住友カードには、還元率を倍増させる方法がいくつか存在します。(中にはポイント還元率が20倍のものまで…。)
そこでこの記事では、Vポイントの使い方や貯め方のコツを解説していきます。
- Vポイントとは
- Vポイントを貯めるコツ
- Vポイントのお得な使い方
- Vポイントの注意点
目次
【基本情報】Vポイントとは
「Vポイント」は、三井住友グループが提供するポイントサービスです。
2020年6月1日からポイント名称が”ワールドプレゼント”から”Vポイント”にリニューアルされました。
通常の三井住友カードでは、200円(税込)につき1ポイントが貰えます。(還元率0.5%)
貯まったポイントはキャッシュバック、他社ポイント、マイレージ、景品などと交換できます。
Vポイント | |
還元率 | 200円(税込)につき1ポイント |
価値 | 1ポイント=1円 |
貯まるカード | ・個人カード(一部提携カードを除く) ・ビジネスカードfor Owners ・コーポレートカード(個人システム型) |
使い方 | ・キャッシュバック ・他社ポイント ・マイレージ ・景品 ・オンラインギフトカード |
このままでもVポイントは十分貯まりますが、コツを知っておくことで、ポイント還元率がぐ〜んと高くなります。(最大20倍に)
では次に、Vポイントをお得に貯める方法を6つ紹介していきます。
Vポイントを貯める6つのコツ
対象店舗は常にポイント5倍
選んだお店はポイント2倍
「ココイコ!」を利用する
ポイントUPセール経由でお買い物をする
スマホ決済で簡単にポイントゲット
公共料金をクレジットカードで払う
①対象店舗は常にポイント5倍
ゼブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドの4店舗で三井住友が発行しているカードを利用すると、ポイントが5倍なります。
通常200円(税込)につき1ポイント貯まるところ、5ポイントも貯まるので還元率が2.5%です。
※Visaのタッチ決済、iD、Apple Pay、Google Payの支払いでもポイントが貯まります。
日頃から良く利用している店舗なのでかなり嬉しいですね。
②選んだお店はポイント2倍
ご自身がよく利用する店舗を最大3つ選んであらかじめ登録しておくことで、店頭でお買い物をするとポイントが2倍になります。
対象店舗はスーパー、コンビニ、ドラッグストア、カフェ、ファストフードなど、みなさんがよく利用する店舗ばっかりです。
・ライフ
・西友
・デイリーヤマザキ
・マツモトキヨシ
・クリエイト
・スターバックス
・ドトール
・モスバーガー
・すき家
など
※Visaのタッチ決済、iD、Apple Pay、Google Payの支払いでもポイントが貯まります。
③「ココイコ!」を利用する
「ココイコ!」は、三井住友が発行するクレジットカードで決済すると、ポイント増量やキャッシュバックが受けられるお得なサービスです。
事前にサイトでエントリーをし、エントリーした店舗でお買い物をすると、特典がもられるという仕組みになります。
ENEOS:3倍
高島屋:3倍
大丸・松坂屋:3倍
ビックカメラ・ソフマップ:2倍
東急百貨店:3倍
紀伊國屋書店:2倍
小田急百貨店:3倍
びっくりドンキー:2倍
USJ:3倍
洋服の青山:4倍
ログインをすると、上の画像のような「スペシャルオファー」が表示されることがあり、さらにお得にポイントやキャッシュバックが受け取れることがあります。
行きたいお店に「エントリー」する
特典を選択する
「エントリーしたカード」で支払う
特典ゲット!
④ポイントUPセール経由でお買い物をする
「ポイントUPモール」とは、三井住友が運営する会員専用のポイント優待サイトです。
サイト経由でお買い物をすると、2倍〜20倍のポイントが還元されます。(還元率10%)
提携店舗がとても多く、その中で特に人気なのが、
1位:Amazon.co.jp(2倍)
2位:楽天市場(2倍)
3位:Yahoo!ショッピング(2倍)
4位:ふるさと納税(10倍)
5位:じゃらん(3倍)
となっています。経由してお買い物をするだけなので、誰でも簡単にポイントが貯まりますね。
「ポイントUPモール」にアクセス
「好きなショッピング」にアクセス
「三井住友カード」でお支払い
ポイントゲット!
⑤スマホ決済で簡単にポイントゲット
クレジットカードで支払うのは少し手間がかかりますよね。
そこで嬉しいのが、すぐに支払いが完了する「スマホ決済」です。
「iD」や「Visaタッチ決済」なら、タッチするだけで支払いが完了します。直接カード代金から請求されるので、チャージも不要。
ちょっとしたお買い物でこれらを活用すれば、効率よくポイントを貯めることができます。
⑥公共料金をクレジットカードで払う
毎月決まって払わなければいけない公共料金の支払いに、クレジットカードが利用できます。これはあまりご存知ないでしょう。
公共料金といえば、ガス代、水道代、電気代、通信費、バス代、電車代などがそうでしょう。
金額も比較的大きいので、かなりポイントが貯まりますよ。
【余談】三井住友銀行でもVポイントが貯まる
Vポイントはクレジットカード利用だけでなく、三井住友銀行でも貯まります。
銀行の各種取引や三井住友アプリの利用時にポイントが貯まります。
投資信託 | 金額に応じて変化 ≫詳しくはこちら |
外貨預金 | 金額に応じて変化 ≫詳しくはこちら |
SMBCダイレクトに ログイン | 1回につき5ポイント |
当行本支店ATM利用 | 1回につき10ポイント |
SMBCデビットの利用 | 利用額の0.5% |
Vポイントの使い方
貯めた「Vポイント」は、どのようなことに使えるのでしょうか?Vポイントの使い方は以下の7つです。
iDバリューやキャッシュバックに交換
Vポイントモールポイントへ移行
他社ポイントに移行
マイルに移行
オンラインギフトカードに交換
VJAギフトカードに交換
景品に交換
①iDバリューやキャッシュバックに交換
・iDバリュー:1ポイント→1円
・キャッシュバック:1ポイント→0.6円
「iDバリュー」と「キャッシュバック」ではそれぞれレートが異なるので、注意が必要です。
※iDバリューと交換しておくと、お買い物を「iD」で支払った時、支払い金額から自動的にiDバリュー分が値引きされます。
②Vポイントモールのポイントヘ移行
「Vポイントモール」とは、三井住友が運営している、ポイント交換サイトです。
・ファッション
・生活雑貨
・キッチン・テーブルウェア
・アウトドアスポーツ
・キッズ・ホビー・ベビー
・家電製品
・グルメ
・フルーツ・野菜
といった、様々なジャンルの商品を取り扱っています。
③他社ポイントに移行
交換先 | レート |
nanacoポイント | 1P→0.8P |
楽天Edy | 1P→0.8円 |
楽天ポイント | 1P→0.7P |
Tポイント | 1P→0.8P |
ヨドバシゴールドポイント | 1P→1P |
auポイントプログラム | 1P→1P |
ベルメゾン・ポイント | 1P→1P |
dポイント | 1P→1P |
ジョーシンポイント | 1P→1P |
スターバックスカード | 1P→0.8円 |
タリーズカード | 1P→0.8円 |
カエトクカード | 1P→0.8円 |
ビックカメラポイント | 1P→1P |
PiTaPaショップdeポイント | 1P→10P |
Pontaカード | 1P→0.8P |
カテエネポイント | 1P→1P |
Pexポイント | 1P→10P |
RealPay | 1P→10リアル |
Gポイント | 1P→1P |
Trip.com割引 | 1P→1P |
Suica移行 | 1P→1円 |
OZポイント | 1P→1P |
夢なびポイント | 1P→1.2P |
WAONポイント | 1P→0.8P 三井住友WAON:1P→1P |
JAF継続年会費 | 1P→1P |
ソニーポイント | 1P→1P |
このように、Vポイントは他社ポイントへ手数料なしで移行することができます。
ただし、移行先によってレートが異なるので注意しましょう。
レートが低いポイントに移行するのではなく、dポイントやビックカメラポイントのように、「1P→1P」と等価で移行できるポイントへ移行した方が良いですね。
④マイルに移行
ANA一般カード:1P→1マイル
ANAゴールドカード:1P→2マイル
ANAプラチナ:1P→3マイル
それ以外
交換先 | レート |
ミッレミリアマイレージ | 1P→0.6マイル |
クリスフライヤーマイレージ | 1P→0.6マイル |
フライングブルーマイレージ | 1P→0.6マイル |
ブリティッシュ・エアウェイズエグゼクティブクラブAvios | 1P→0.6Avios |
AIRDOポイント | 1P→0.05P |
ソラシド スマイルクラブ | 1P→2マイル |
Vポイントを航空会社のマイレージに移行することができます。頻繁に飛行機を利用する方には、かなり嬉しい選択肢の1つです。
⑤オンラインギフトカードに移行
交換先 | レート |
Amazonギフト券 | 1P→1円 |
Google Play ギフトコード | 1P→1円 |
AppStore&iTunesギフトカード | 1P→1円 |
自治体ポイント | 1P→1円 |
Vポイントは、オンラインギフトカードに移行することもできます。
いずれもレートが1P→1円で等価なので、かなりオススメな交換先の1つですよ。
⑥VJAギフトカードに移行
交換先 | 必要ポイント |
VJAギフトカード5,000円分 | 5000P |
VJAギフトカード10,000円分 | 10000P |
VJAギフトカード15,000円分 | 15000P |
VJAギフトカード20,000円分 | 20000P |
もしポイントが貯まっているなら、VJAギフトカードに移行するのがオススメです。
VJAギフトカードは、全国50万店以上で利用することができる全国共通商品券です。
デパートや大手スーパー、ショッピングセンター、レストラン、ホテルなどで利用できます。
※ネットショッピングでは利用することができないので注意しましょう。
⑦景品に交換
Vポイントはキッチン、家電、生活雑貨、アウトドア、食品など、幅広いジャンルの景品と交換することができます。
景品によってポイントが異なりますが、ここで一例をご紹介します。
交換先 | 必要ポイント |
商品券1,000円分 | 1500P |
シロカ 電気ケトル | 3500P |
パナソニック ヘアドライヤー | 5500P |
パナソニック 衣類スチーマー | 13000P |
BOSE ワイヤレスイヤホン | 20000P |
シックスパット アブズベルト | 44000P |
日産GT-R NISMO | 25000000P |
欲しい景品があったら、ポイントを貯めて交換しましょう。
【結論】Vポイントのオススメな使い方は?
iDバリューに交換
1P→1Pの他社ポイントへ移行
VJAギフトカードに交換
オンラインギフトカードに交換
Vポイントのオススメの使い方は上記の4つです。
どれも1P=1円で交換することができるので、損することなくポイントを利用することができます。
Vポイントの有効期限に注意
Vポイントには有効期限があります。有効期限内にポイントを使いきれなかった場合は、ポイントが消失してしまうので注意が必要です。
有効期限は一律に決まっているわけでなく、カードの種類によって異なっています。
種類 | 有効期限 |
三井住友カード | 2年間 |
三井住友カード A | |
三井住友カード アミティエ | |
三井住友カード デビュープラス | |
三井住友カード エグゼクティブ | |
三井住友カード プライムゴールド | |
三井住友ビジネスカードfor Owners | |
三井住友カード ゴールド | 3年間 |
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールド | |
三井住友カード プラチナプリファード | 4年間 |
三井住友カード プラチナ | |
三井住友ビジネスカードfor Ownersプラチナ |
・一般カード:ポイント獲得月から2年間
・ゴールドカード:ポイント獲得月から3年間
・プラチナカード:ポイント獲得月から4年間
このように、ステータスが高くなるにつれて有効期限が長くなっていきます。
とはいっても、一般のカードでさえ有効期限が2年間なので、あまり心配しなくてもよさそうです。
Vポイントの付与タイミング
ポイントはどのタイミングで貰えるのか気になりますよね。
実は、付与タイミングはパターンによって異なります。
毎月の利用額で付与されるパターン
「ココイコ!」「ポイントUPモール」で付与されるパターン
パターン1:毎月の利用額で付与されるポイント
・毎月のお支払い日が10日の方:
お支払い月の前月25日ごろに付与
・毎月のお支払い日が26日の方:
お支払い月の当月10日ごろに付与
つまり、支払い金額が確定する日に付与されるということです。
パターン2:「ココイコ!」「ポイントUPモール」で付与されるポイント
通常分のポイントは商品代金の請求時に付与されますが、上乗せ分のポイントは、通常分のポイントの付与後、2〜3ヶ月以内に付与されます。
※「ポイントUPモール」のYahoo!ショッピングや楽天ショップの一部は、付与時期が4ヶ月以上後となる場合があります。
Vポイントが付与されないケースがある
ほとんどの場合はVポイントの付与対象ですが、付与されないケースもあるので注意が必要です。
以下は、ポイント付与の対象とならないご利用です。
- 国民年金保険料お支払い分
- Edy チャージ利用分
- モバイルSuicaチャージ利用分
- モバイルSuicaチケット購入利用分
- モバイルPASMOチャージ利用分
- SMART ICOCAチャージ利用分
- WAONチャージ利用分
- nanacoチャージ利用分
- 三井住友が発行するプリペイドカードの購入およびチャージ利用分
学生向けカード「三井住友デビュープラス」はVポイントが貯まりやすい
「三井住友デビュープラス」は学生向けのクレジットカードであり、18〜25歳までの学生(高校生を除く)のみ申し込むことができます。
三井住友デビュープラスは還元率が1%、つまり、一般カードの2倍となります。
(200円につき2ポイント貯まります)
年会費に関して、通常1,375円(税込)ですが、年に1回でもすれば年会費無料になります。
学生の方は持っておいて損はありませんので、クレジットカードに悩んでいる方は発行するといいでしょう。
【Vポイント】使い方・貯め方まとめ
- 通常Vポイントの還元率は0.5%
- コンビニやマクドナルドはポイント5倍
- 他にも還元率を倍増させる方法がたくさんある
- Vポイントを1P=1円で交換するのがオススメ
本記事では、「Vポイント」の使い方や貯め方のコツについて解説しました。
Vポイントの還元率は通常0.5%ですが、還元率を倍増させる方法がいくつもあるので、ポイントがかなり貯まりやすくなっています。
少しでも興味があったら、これを機に三井住友カードの発行を検討してみてください。