学生生活

学生給付金のまとめ(対象者、給付額、申請方法など)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、休業の影響でアルバイト収入が減少して大学を辞めざる負えない学生が多発していることを受け、日本政府は支援策として1人当たり最大で20万円の給付をすることを発表しました。

みなさんが気になっているであろう対象となる人や、手続き方法、支給時期などの情報をまとめました。

それでは見ていきましょう!

学生給付金の対象者の条件は?

まず、給付対象者の条件を見ていきましょう。

  1. 大学生、大学院生、短期大学生、高等専門学生、専門学生、日本語学校の生徒
  2. アルバイト代を学費に充てている
  3. 新型コロナウイルスの影響で収入が大幅に減少した
  4. 新型コロナウイルスが原因で修学の継続が困難である

この4つの条件が提示されました。

 

つまり、ただアルバイトの収入が減少した大学生は給付金を受け取ることはできません。

一方、アルバイトの収入減少+学費をアルバイト収入で払っていて学費を払い続けることが難しい大学生は給付金を受け取ることができます。

政府は対象者がおよそ43万人に上ると見積もっています。

実際、昼間部の大学生は290万人
その中でもアルバイトをしている割合は85%なので、全員がもらえるわけではないようです

学生給付金額はいくら?

それでは、給付金をもらえる人はいくらもらえるのでしょうか。

給付される金額は、

アルバイトの収入が減少した生徒 → 10万円

アルバイト収入減少+住民税非課税世帯の学生 → 20万円

の給付金を受け取ることができます。

そもそも住民税非課税世帯とは?

住民税非課税世帯とは、世帯の全員が非課税である場合を指しています。

また、非課税の条件はそれぞれの家庭の状況によって変わってきます。

▼会社員、専業主婦、子供1人の3人世帯の場合

年収250万円以下、所得金額が126万円以下で住民税非課税

▼会社員、専業主婦、子供2人の4人世帯の場合

年収255万円以下、所得金額が161万円以下で住民税非課税

みなさんの家庭がどうなのか、親に確認してみるといいいでしょう。

学生給付金の申請方法は?

手続きは、それぞれの通っている大学や専門学校から申請することができます。

流れとしては、

自分たちの学校に申請

支給条件を満たしているか審査

日本学生支援機構を通じて給付

という流れなので、通っているそれぞれの大学から申請の仕方が提示されるようです。
大学のホームページやメールを随時チェックしてみてください。

つまり、どこかに行って何かをしなくていけないというわけではないようです。

いつから給付されるの?

文部科学省は、学生らの減収状況の確認方法を大学などに示した上で、6月中旬頃から配布が始まる予定だと公表しています。

なので、申請方法の提示ももう少し待つ必要があるのかもしれません。

学生給付金はどういう仕組み?

2020年度第1次補正予算の予算費から530億円程度を搬出します。

学生から支援を受けた学校側が減収状況などを審査し、日本学生支援機構(JASSO)に給付対象となる学生の名簿を提出します。そして、国から補助金を受けたJASSOが現金を振り込む仕組みになっています。

学生給付金に対する意見

学生給付の発表を受けて、多くの議論がされていますがみなさんの反応はどうなのでしょう。

Yahoo!では「困窮学生に最大20万円給付の追加支援、どう思う?」というタイトルで、学生給付金に対して支援は必要か、必要ではないかなどのアンケートを実施しています。

学生給付金に対する意見出典:yahoo.co.jp

 

5月20日午後6時半の段階では37,364人が投票しており、その中でも断トツで「支援は必要ない」が多く、2番目は「さらに支援が必要」が多いことが分かります。

このことからもわかる通り、みなさんの意見は二極化しています。

賛成派

 

「#学生給付金」のタグを用いて賛成意見を探したのですが、すごく少なかったです。
そもそも条件が厳しいので給付金を受け取れる人もごく一部であり、影響を受ける学生は少ないのかもしれません。

反対派

反対意見はすごく多く見られました
理由は様々で、留学生が対象に入っていることに反対している人や、学生だけもらえて他の人がもらえないのはおかしいなどの意見が多かったです。
学生だけではなく働いている皆さんにも給付金が支給されるのがベストだと思いました。

最後に

いかがでしたか?

私たちは大学生で、今回給付の対象には入りませんでしたが賛成の方の意見も反対の方の意見もよくわかります
この他にも、給付金ではなく学費を免除すべきなどの意見もたくさんあります。

実際に給付金をもらったとしても、もらった当本人にどれだけ学習に対する意欲があるのかを測ることはできません。
給付金を受け取った人は国に感謝をし、より学業に励む必要がある
なと思います。

この給付金制度は、学生のうちは学ぶことが大事でありそれを将来働いて還元するという期待も込めて作られたものだと思います。
就職がゴールだと言われているこのご時世、様々なことを考えさせられるいい機会です。
みなさんもぜひ学生のあり方を今一度考えてみてください

今回給付金の対象となった人は、忘れずに手続きしてくださいね!

 

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