[word_balloon id=”11″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]薬学部に在学中だけど、取るべき資格とかあるのかな…。
誰か教えてください。[/word_balloon]
このような疑問を解決します。
- 資格を取るべき理由
- 薬学部が取るべき資格
結論から言うと、在学中に資格を取っておくべきです。
薬学部のみなさん、今回紹介する資格を取って、将来“強い薬剤師”になりましょう!
目次
【前提】在学中に薬学部(大学生)が資格を取るべき理由
そもそも、在学中になぜ資格を取った方がいいのかを解説します。
理由は以下の3つです。
- 就職活動において有利になる
- 在学中は時間を有効に使える
- 将来のビジョンが明確になり、職業への適正が分かる
1つずつ詳しく見ていきます。
就職活動において有利になる
就職活動中、就職したい仕事に関する資格を持っていることは大きな武器になります。
在学中に何も取得していないより、資格を持っていた方が学生時代から将来の夢への熱意ややる気が伝わってきますよね。
また、自分と同じような就職希望者が何人もいた場合、資格取得の有無が合否を分ける鍵になるかもしれません。
在学中は時間を有効に使える
在学中は、社会人と比べて比較的時間に余裕があり、資格勉強にはうってつけです。
社会人になると、仕事や家庭の両立に時間を割かれてしまうため、資格勉強がしにくくなりますよね。
必ず将来取得しなければいけない資格もあるので、それなら時間が有り余っている在学中に取得しちゃった方が得です。
将来のビジョンが明確になり、職業への適正が分かる
資格の勉強をして習得することで、仕事内容や将来のビジョンが明確になります。
また、明確になったからこそ自分の目指す職業への適正を理解することが出来ます。
これは就職した後で気づいても“時すでに遅し”なので在学中に把握しておくことはすごく大切です。
将来のビジョンがはっきりするとやる気も上がり、より充実した大学生活を送れそうですね。
在学中に薬学部(大学生)が取るべき資格
薬学生が取るべき資格は、下記の通りです。
薬学に関する資格は2つあります。
その他にも、医療従事者として取っておきたい資格は3つあります。
- 甲種 危険物取扱者
- 放射線取扱主任者
- 日本化粧品検定
- 登録販売者
- TOEIC
※上記2つは薬学部にオススメの資格、下の3つは医療従事者としてとっておきたい資格です。
在学中に取るべき資格①:甲種 危険物取扱者
「危険物」を取り扱うのに必須な国家試験です。
ちなみに、甲・乙・丙の3つに分かれており、甲は第1類〜第6類のすべてを扱うことが出来ます。
受験資格:
化学関連の科目を15単位以上習得している者
そのため、薬学部であれば全員受験可能です。
甲種の試験内容
3つの試験科目があり、全てにおいて正答率60%以上が合格となります。
そのため、1つでも60%未満であれば不合格になります。
試験は5肢択1式のマークシート形式で、試験時間は2時間30分です。
- 危険物に関する法令:15問
- 物理学および化学:10問
- 危険物の性質、火災予防および消化方法:20問
これさえあれば大丈夫です
在学中に取るべき資格②:放射線取扱主任者
放射線を扱う場合に、「放射線障害の防止の監督」を行うための資格。
ちなみに、1種・2種・3種に分かれており、資格を習得するには試験を受けて合格してから、講習を受講しなければいけません。
受験資格:
・第1種試験…制限なし
・第1種講習…18歳以上で、第1種放射線取扱主任者試験に合格した者
・第2種講習…18歳以上で、第2種放射線取扱主任者試験に合格した者
・第3種講習 …18歳以上の者
放射線取扱主任者の試験方法
第1種・第2種試験は、全試験科目の得点が60%以上かつ、試験科目毎が50%以上で合格です。
第1種・第2種・第3種講習の修了試験は、正答率60%以上で合格です。
試験は、全科目択一式でマークシート方式です。
問題は種によってそれぞれ違いますが、以下の分野は共通して出題されます。
- 放射線同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目
- 各種放射線取扱主任者としての実務に関する課目
- 物理学・化学・生物学のうち放射線に関する課目
これさえあれば大丈夫です
在学中に取るべき資格③:日本化粧品検定
「化粧品・美容に関する知識の向上と普及」を目指した検定です。
試験は1級・2級・3級に分かれています。
日本化粧品検定1級に合格し、日本化粧検定協会に入会して プログラムを修了すると「コスメコンシェルジュ」の資格を取得することが出来ます。
受験資格:誰でも受験可能
薬学部のみなさんにこの資格をおすすめする理由は、将来、病院やドラックストアだけでなく、化粧品会社へ入社する人は少なくありません。
希望している人は、この資格を持っておくとライバルより一歩リードすることが出来ます。
日本化粧品検定の試験方法
日本化粧品検定1級・2級は正答率70%前後、3級は正答率80%以上で合格です。
1級・2級はマークシート式の筆記試験です。
3級は四択式チェック方式でWebテストです。
(しかも誰でも無料で受けることが出来ます。)
- 日本化粧品検定1級:「応用レベル」化粧品の中身(成分)から理解する専門家を目指す人向け
- 日本化粧品検定2級:「基礎レベル」様々な肌悩みに対する化粧品選びを理解し、自分がキレイになりたい人向け
- 日本化粧品検定3級:「入門レベル」間違えがちな化粧品や美容に関する基礎知識を学び、自分の知識にしたい人向け
基礎知識のある薬学生であれば、少し勉強すれば1級に合格できますよ。
これさえあれば大丈夫です
在学中に取るべき資格④:登録販売者
かぜ薬や鎮静剤などの「一般医薬品(第2類・第3類)販売」を行うための資格
この資格は、薬剤師の資格を取れば必要ないと思われますが、薬剤師の仕事のビジョンを1番明確にできる資格です。
受験資格:誰でも受験可能
正直、大学生にとってこの資格を取る1番の利点は、ドラックストアで”登録販売者”としてバイトすることができることです。
その分、お給料も増えるので取得して損はありません。
登録販売者の試験方法
登録販売者の資格を取るには、試験に合格し、2年間におよび薬剤師か登録販売者の指導の元、実際に薬局等で業務に関わらなければいけません。
試験はマークシート形式で、正答率70%以上が合格です。
- 衣料品に共通する特性と基本的な知識:20問
- 人体の働きと医薬品:20問
- 薬事に関する法規と制度:20問
- 主な医薬品とその作用:40問
- 医薬品の適正使用と安全対策:20問
個人的な意見:オススメの対策法はユーキャン講座
この資格はユーキャンで対策・取得することが出来ます。
しかも、無料で資料請求できるのでぜひ利用してみてください。
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在学中に取るべき資格⑤:TOEIC
TOEICテストとは、TOEIC Listening & Reading Testの略です。
一般的に、日常生活やビジネスの場での会話や文章の槍などの英語能力を、ListeningとReadingの2分野から測定するテストです。
受験資格:誰でも受験可能
TOEICは資格かと聞かれると微妙ですが、薬剤師になる上で必ず受験し高得点をとっておきたい試験です。
“社会のグローバル化”が進んでいる今、英会話は医療従事者として欠かせないものになっています。
また、職場や職業の選択の幅も広がるので受験して損はないです。
TOEICの試験方法
TOIECでは点数ごとにレベル別の評価を受けることが出来ます。
こちらがリスニングの評価です。
こちらがリーディングの評価です。
『Listening』
- 写真描写問題:6問
- 応答問題:25問
- 会話問題:39問
- 説明文問題:30問
『Reading』
- 短文穴埋め問題:30問
- 長文穴埋め問題:16問
- 1つの文章:29問
- 複数の文章:25問
個人的な意見:リスニングの勉強はAudibleが1番
というのも、両手が塞がっていても耳さえ空いていればAudible(オーディブル)を利用することができるため、リスニングを習慣化することが出来ます。
日本人がリスニングに苦手意識のある1番の理由は“多聴していない”ということにあり、その点においてAudibleが優れているのではないかと。
関連記事:
≫【無料体験】Audibleとは?基本情報を詳しく紹介
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まとめ
本記事では、在学中に資格を取るべき理由と取っておきたい資格を5つ紹介しました。
- 甲種 危険物取扱者
- 放射線取扱主任者
- 日本化粧品検定
- 登録販売者
- TOEIC
※上記2つは薬学部にオススメの資格、下の3つは医療従事者としてとっておきたい資格です。
同期と差をつけるためにも、今のうちに資格を取って将来“強い薬剤師”になりましょう!